やっと過ごしやすくなり食欲の秋になりましたね。
りんごや梨、栗にさつまいも、おいしいものがたくさんスーパーに並んでいますね。
今、大注目の「伝統野菜」。
「伝統野菜」とはその土地や気候風土に適応し、何世代も前から栽培されている野菜のことです。
普段スーパーなどで購入する大量生産できる野菜は、種苗メーカーなどからタネを購入して育てます。
形がよく、育てやすく、品質が保ちやすい利点があります。
一方、「伝統野菜」は、毎年野菜ができるとその野菜からタネを採り、そのタネから育てます。
育てるのも大変で、野菜の形が揃ってないので流通にはあまり適していません。
「伝統野菜」の特徴として
- 形が不ぞろい
- タネの管理が大変
- 成長が遅い
- 大量生産ができない
- 季節も限定される
このような特徴から、生産や流通そして、コスト問題などから「伝統野菜」は姿を消しそうになっていました。
農産地の地域おこし、地域のブランド化、地産地消野菜として「伝統野菜」の存在と魅力を見直そうという流れが起きています。
「伝統野菜」が見直されているわけ
- 大量生産の野菜にはない強い香りを感じることができる
- 苦みや甘み、旨味といった多様な味わいを感じることができる
- 長年その土地で受け継がれてきた味を大切にできる
- 旬の時期に野菜本来の味を楽しめる
流通の面でも、ネット通販で生産者さんから直接購入することも増えてきました。
若手の作り手も増加していて、郷土料理はもちろん、新しい食べ方の提案も始まっています。
今回は「伝統野菜」のなかでも『天空のじゃがいも』について調べてみました。
『天空のじゃがいも』とは?
生産地
生産地は愛媛県新居浜市の南方奥地の別子山地区です。
四国地方のほぼ中北部に位置します。
日本三大銅山の一つで、東洋のマチュピチュと呼ばれる「別子銅山」が有名です。
『天空のじゃがいも』の特徴
別子山地区で栽培されているじゃがいもが『天空のじゃがいも』です。
品種はキタアカリ。
農薬不使用・化学肥料不使用で栽培されています。
収穫量は2023年で100キロ。
2023年の北海道のじゃがいも(ばれいしょ)の収穫量が約200万トンなのでとっても貴重なじゃがいもです。
別子山特有の寒暖差で味や香りが濃い美味しいじゃがいもになります。
ほくほくので、香りが良くいのが特徴です。
煮くずれしやすいので、煮る場合は火加減に気を付けなければいけないほど。
ビタミンCの含有率が圧倒的でとてもヘルシーなじゃがいもです。
『天空のじゃがいも』はお取り寄せできる?
『天空のじゃがいも』は収穫量が少ないのでほとんど流通していません。
今のところ『天空のじゃがいも』お取り寄せできるサイトは見つかりませんでした。
購入方法としては、
- 新居浜市内の産直市場、スーパーで購入する
- 新居浜市のふるさと納税の返礼品として受け取る
残念ながら、購入できる場所は今のところ少ないようです。
貴重な『天空のじゃがいも』を使ったクラフトビールはお取り寄せできます。
とてもさっぱりとした飲みやすさが特徴で多くの人にお楽しみいただける仕上がりになっています。
後味にはジャガイモ感もあり、飲み進める上での味の変化もお楽しみください。
別子山 白ビール 3本セット※送料別【愛媛県新居浜市のクラフトビール】 – ネットショップ新居浜びず (k-shikoku.com)
まとめ
今回は「伝統野菜」の『天空のじゃがいも』について調べてみました。
『天空のじゃがいも』とは
- 愛媛県新居浜市別子山地区で栽培されている
- 農薬不使用・化学肥料不使用で栽培されている
- 味や香りが濃く、食感はホクホク
『天空のじゃがいも』の購入方法は
- 新居浜市内の産直市場、スーパーで購入することができる
- 新居浜市のふるさと納税の返礼品として受け取ることができる
ということがわかりました。
その土地土地に根ざす『天空のじゃがいも』に代表される「伝統野菜」
今まで味わったことのない匂いやうまみに私も出会ってみたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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